トリキュラーはピルの中でも低用量ピルとカテゴライズされています。性行為の前から服用しておくことで避妊措置を取らなかったとしても高い確率で妊娠を回避する効果があります。服用方法、飲み忘れの際の対処法、入手方法など様々な情報を更新していきます。

日本は海外に比べるピルの使用率が低い

日本ではコンドームに比べ、ピルを内服する人がまだまだ少ないというのが現状です。
日本でピルが承認されたのは1999年と海外の国々に比較して遅かったことが原因のひとつとも言えるかもしれません。
しかし、承認された後も、日本ではピルを使用する人の数が増えず、ピルの使用率はいまだに1%です。
どうして日本ではピルが普及しないのでしょうか。
その原因の最も大きなものは、副作用が気になって使用できないというものでしょう。
確かに、ピルにはいくつかの副作用がありますが、それを超えるほどの大きなメリットを受けられます。
ピルを服用することで得られるメリットに比べたら、副作用の出現は小さなことだと思えるほどです。
滅多に重篤な副作用は起こりませんし、ほとんどは内服し始めて初期の頃に起こる軽い副作用だけです。
日本ではピルを服用するためには、病院を受診して医師の診察を受け、処方箋をもらって薬局で処方してもらわなければいけません。
そのために、時間も手間もかかりますし、金額的にも負担が大きくなります。
薬代以外にも診察料や処方料といったものまで支払わなくてはいけません。
飲み続ける限りそういった手間を繰り返さなくてはいけません。
そのような理由から、どうしてもピルを使うことの敷居が高くなってしまいます。
海外医薬品通販サイトで個人的に購入することもできますが、どのようなものを選べばいいのかわからないということや、不正品の恐れがあり、そこまでして購入する人は少ないのが現状です。
副作用以外にも、女性の意識の違いという点もピルの普及を妨げている要因のひとつに挙げられます。
日本では女性が自らの意思で性行動に関わる行為をすることに対して大きな抵抗があるようです。
自分自身で身体を守るという意識よりも、男性に従うという価値観が強く、女性が主体的に行動することが好まれない風習が残っています。
そういった価値観があるとピルを使うことにも抵抗がでてきてしまうのでしょう。

海外ではピルを服用するのが当たり前

日本に比べて、海外ではピルの使用率がとても多くなっています。
最初にピルが承認されたアメリカでは16%、フランスでは41%と日本とは比べ物にならないほどの数です。
アメリカではピルは処方箋がなくても購入することができます。ドラッグストアで気軽に買えるので、手に入れるのに大きな苦労を伴いません。
日本ではコンドームはドラッグストアで気軽に買うことができますが、ピルは違います。
購入のしやすい方法が世の中に普及することは当然のことでしょう。そういった違いも日本でピルが普及しない原因のひとつです。
また、値段の面でも違いがあります。アメリカでは保険がきくのに対して、日本では保険がききません。
その分費用的な負担が大きくなってしまいます。さらに日本では診察代などもプラスされてしまうので、金額的な差は大きくなります。
日本と海外の性行為の大きな違いはその頻度です。
1年間の性行為の回数を比べると、欧米諸国では100回を超えている国がほとんどなのに対し、日本は45回とかなり少ないといった報告があります。
そのため、わざわざそこまでの手間と時間とお金をかけてピルを服用するよりも、手軽なコンドームを使用したほうが楽だという意見が多いようです。
また、性行為の回数は少ないのに、そのために毎日飲み続けることが煩わしいという人も多いようです。
教育の面でも、海外では性教育はとても大切なものとされて学校でも家庭でも時間をかけて真剣に取り組まれているようです。
それに比べて日本では、まだ性教育が恥ずかしいという意識があり、十分に行われていないという問題があります。
そういった教育の不十分な面も、ピルの普及を遅らせている原因になります。