トリキュラーはピルの中でも低用量ピルとカテゴライズされています。性行為の前から服用しておくことで避妊措置を取らなかったとしても高い確率で妊娠を回避する効果があります。服用方法、飲み忘れの際の対処法、入手方法など様々な情報を更新していきます。

低用量ピルを服用しても乳がんのリスクは低い

低用量ピルを服用していると、乳がんになるリスクが高くなると言われていたことが過去にはありました。
しかし、研究により低用量ピルの服用期間が5年以上の長期服用になる場合に若干の上昇があることがわかり、ピル中止後10年たつと、乳がんにかかるリスクは元の状態に戻ることもわかりました。
短期間の内服では、そこまでの関係は見られません。
そして、卵巣がんと子宮体がん、大腸がんの、発生率を下げるということがわかっています。
低用量ピルを内服することで、女性ホルモンが体内に入るので、卵巣は自身でホルモンをださなくて済みます。
このように卵巣を休めることで、卵巣がんの発生を抑えられるのだと言われています。
しかし、子宮頸がんに対しては、わずかではありますが、低用量ピルの内服で発生率が上がるという報告がでています。
特に10年以上の長期服用になるとリスクが高くなることがわかっています。
このことについて詳しい原因はまだ明らかになっていません。
子宮頸がんは性行為によって、ヒトパピローマウイルスに感染することによって発生します。
低用量ピルを内服していると、ヒトパピローマウイルスを普通以上に増殖させてしまう作用があると考えられています。
ピルの内服を止めて10年以上たつと、子宮頸がんになるリスクは元の状態に戻ります。
過去に乳がんと低用量ピルの関係が深いとされていた原因は、乳がんがホルモン感受性腫瘍であり、乳がんを発症している人が、低用量ピルを服用することで、乳がんが進行してしまう可能性があるということからです。
そのため、乳がんを発症している人は、低用量ピルを使うことができません。
しかし、実際には、家族に乳がんや子宮頸がんの方がいる人でも、どのような種類のピルでも内服することはできます。
しかし、もしも、乳がんの症状や子宮頸がんの症状がみられた場合には、すぐに病院を受診することが大切です。
そして、定期的にがん検診を受けておくことも忘れないようにしましょう。

ホルモンバランスが乱れて起こる症状

ホルモンバランスの乱れが原因で起こる症状にはたくさんのものがあります。
代表的なものは月経困難症です。
これは、生理の時の下腹部痛や、腰痛、頭痛、吐き気がひどくなり、日常生活に支障をきたしてしまうことです。
ひどくなると、会社や学校に行けなくなることもあります。
これは、ホルモンバランスが乱れることで起こります。
特に10代などは、まだホルモンのバランスがとれていない状態のため起こりやすくなります。
年齢が上がるとともに、ホルモンバランスは安定してきますが、ストレスや生活習慣の変化などによって、バランスが崩れ月経困難症を起こすこともあります。
鎮痛剤で痛みをとる治療が行われますが、重症になると鎮痛剤が効かなくなることもあります。
他にも、ホルモンバランスの乱れで無月経が起こることがあります。
妊娠中や授乳中でもないのに、生理が来なくなってしまう病気です。
きちんと周期的に生理が来るためにはホルモンバランスが整っていることが必要です。
無月経の状態が長く続くと、エストロゲンの不足による肌荒れが起こったり、骨粗鬆症になってしまう恐れがあります。
骨粗鬆症になってしまうと治すことが難しくなります。
ホルモンバランスの乱れが原因で起こるこれらの病気は、ホルモンバランスを正常に整えることで予防できます。
低用量ピルを内服することで、ホルモンバランスを整えることができるので、こういった病気の予防になります。
低用量ピルは、避妊のためだけに使われるものではなく、ホルモンバランスを整えて、他の病気を治したり、予防したりする効果があります。
低用量ピルを上手に使うことで、生理周期が安定し、ホルモンバランスが整うので、生理にまつわる様々な症状を緩和することができます。